10月11日:ラストバトルとその後で
 

インフィニットプレイ日記も、今回でようやく最終章です。
想定外の人が死ぬわ、想定外の人が死ぬわ(そればっかりですか)、色々ありましたけど、総じて、とにかく盛り沢山の内容でしたね。
グラフィックも、ムービーも美しい。細かな変更点も効いてるし。
ラストバトルは、その集大成といった感じでした。
まさに入魂。

猫屋敷から、エンシャント城門前へ強制移動。
いきなりカルラが出てきたのが、まず衝撃でした。え、宰相は?
…そういえば、宰相どうなったんだろう…(今更気付いて冷や汗)。
相変わらず素敵なセリフ回しの彼女、やっぱり昔ネメア様と会ってたんですね。多分ネメア様も君の瞳に感じる物があったと思うよ。

いざエンシャントに突入。
相変わらずボロボロです。戦いが終わったら、本当に人が戻ってくるんだろうか…? どうせ此処で壊れるからと考えもしませんでしたが、実はソウルリープ回避のイベントとか、あるのかなあ。
そうそう、前回の最後で「本当に竜王戦まで行けるの?」と不安を漏らしましたが、破邪の剣を持ったゼネさんには無用の心配でした。
バーニンレイヴをかませば、ダークリザード相手に4112,5510,5604,6089(ざっと見た記憶ですが、上二桁は自信あり)。
うん、やっぱこの人だけは敵に回したくない。

そのままお城まで…と思いきや、広場で早速イベント発生。
ティーアーナーさーまー!!(滝涙)
何だか色々と酷い事をされてます。そもそも、今回のジル自体酷いです。一般人のソウルをがんがん抜いていくし。そんな事されたら復興しませんて!
でも主人公達は、目の前の闇の巨人で精一杯。
いきなり真打ちと対決ですよ先生。今回は此処がラストバトルの地なんですか?
アドヴェントが無いと、やっぱり少々辛い気がします。ゼネさんのソニックブロウ(at破邪の剣)でかなり削って貰えましたけど、直後に「闇の霧」で彼が混乱した時には、素で血の気が引きました。すぐ正気に戻ってくれてよかった;;
久々に4ターン掛かったものの、何とか勝利しましたよ。
って思ったら連戦ですか! まだ回復してないってば!
2度目も辛くも勝利したものの、呪われ気絶させられHP削られの状態で終了してしまい、正直ボロボロ。
其処にエルファスも新展開です。
うわっシャリ…あんた、ジルファンが長年思ってても気の毒で口に出来なかった事を、そんなあっさりと…。しかも結末を見切ってたな、さては。
この時点で、PS版でのラスボスの立場が逆転。闇の王女の方が意志を持ってます。
その所為でしょうか、ティアナ様の主人公への執着が、前面に押し出されてますね。
心を失くしたPS版はともかく、今なら抱き締めれば正気に返ってくれるのではないかと、儚い期待を抱いてしまいます。女主ですけど。
…とかって現実逃避してたら、エルファスをけしかけられました。
拙い、拙いって! ルルのAGIが激減してる今じゃ絶対勝てないよ!
画面の前で焦るその時、エルファスの攻撃を遮って、ネメア様が悠々と登場。
「ネメアの鎧」で有名な黒い背中が、これほど大きく見えた日はありませんでした。アップだからですかそうですか。でもいいの、ありがとうネメア様。
回復&セーブで準備万端。ティアナ様を追って謁見の間へ向かいましょう。

で、謁見の間って、どっち?(笑)

いやだって、ザギヴ姉様の皇帝即位イベントを阻止した以上、エンシャント城は用済みですよね?って事は、一直線に廃城に行っていいのかなあ。
でも、闇の円卓騎士が登場出来るスペースは、あっちには無いし。
念の為、城の方に行くと、シャリが邪竜を呼び出してました。
更にケリュネイアも来ました。あ、じゃあやっぱりこっちで正しいのか。
が。途中の広間には円卓騎士は出現せず、謁見の間ではザハクに「徒労だ」と鼻で笑われました。ホンットに徒労だよ。
頭に来たので瞬殺です。口の利き方には気をつけましょう。
…あれ?ヴァシュタールは何処?

結局廃城へ行き、シャリと決着をつけて(表示される人が減りましたね)、ついにティアナ様の元へ辿り着きました。

 「あ…、サファイア様…。いらしてくださったのですね…。
 ティアナのことを嫌いになられて、もういらしてくださらないのではと
 胸を痛めていたのです…。」


ティアナ様ーーーーー!!(喜)
正気に戻って下さったんですね!やっぱり私達の「激愛」は不滅なんですね!
ネメア様の冷静な突っ込みに、思わず「感動の再会を邪魔しないで!」と叫ぶ私。さっきの感謝はどこへやった。
ティアナ様も心なしか、、主人公とネメア様では態度が違う様に見えます。
ああでも、やっぱり戦わなければならないこの運命…。助けられない己が呪わしいです。念の為に負けるバージョンも試しましたが、ネメア様&主人公だけでも35ターン掛かって、挙句それでもネメア様の残りHPが4桁切らなかったので、諦めました(TT)
ごめんね、ごめんねティアナ様。もう一つのデータでは助けてるから許してね。
(でもあまりの格好良さに「もう一回ぐらい見たいかも」と思ってしまいました。ごめんなさいごめんなさい)
そして今回も遺品は拾えないのね…ああああ(涙)

さあ、いよいよ全ての元凶、エルファス戦です。
…と言っても、既に自我を失ったエルファス、PS版と違って何にも喋ってくれません。あの、これ本当に倒していいの…?
しかし、手加減しても死ぬだけなので、全力で倒させて頂きました。
エナジーボルトを連発する上、まさかの聖属性だったので、非常に苦戦しましたが、何とか4ターンでブレイク。
ちゃんとムービーが出て、ほっとしました。
解放された彼、安らかな表情に見えたのが、気の所為じゃないといいな。

今回は禁呪を殆ど解いていないので、ティラ戦は無し。
ノエルパーティの登場も計算どおりです。
ナーシェスの台詞はボタン連打で聞き流し。私が好きなのは、レイヴンとカフィンの思い遣り溢れる言葉だけです。
ところが、そのカフィンの言葉が削除されてました。
しょ、ショックだ…orz 流れとして削除されなきゃいけないのは解るけど、PS版でも非常に泣ける話の一つだっただけに、かなりショックでした。
そして、更に計算外な事には、竜王の島までノンストップ。
待て!メンバーの励ましが欲しいなんて我が侭は言わない(本当は欲しいけど)、でもせめて装備変更と回復の時間ぐらい寄越せ!!
属性武器のまんまじゃ歯が立たないじゃん!!(汗)

…そんな人間の都合を聞いてくれる訳もなく、竜王の登場です。「様」が抜けてるのは意図的です(断言)。
「うん。ところで、一つ言ってもいい?」
あれ? 急にどうしたの主人公。
「あのね、私、コイツには個人的にものすっごく恨みがあってね」
…こ、「コイツ」? 何なの、ノエルの件がそんなにショックだった?
「忘れたの? あっきれた、私は今でもハッキリ覚えてるわ。2年半前、ノーブルを発ったあの夜に、コイツが起きたりしなきゃ、父さんは死なずに済んだかも知れないのよ」
………あー………(冷汗)。
「他の奴等が仲間にファストブレイクされようと何しようと構わないけど、コイツだけは、私が直接手を下さないと気が済まないの。魔法使いに育ててくれてホントありがと。お陰で思う存分やれるわ」
…今、「や」が別の当て字じゃなかった…?(滝汗)
「…下手なコマンド出したら、承知しないからね?」
…ど、努力します………(もう何か涙出てきた)。

結末:ご想像にお任せします。





エンド・クレジットが様変わりしてましたね。
PS版の終わり方も好きでしたけど、ジルにはこちらの方が合ってる気もします。
原画らしき物が見られたのも、ポイントが高うございます。

さて、注目のエンディングですよ先生。
呪いの恐怖に耐え、ティアナ様を闇に堕としてまで、選んだアトレイア様ED。PS版ではクッキーを焼いて下さるお姿に転げたさ! エリス様が居ない上、もう女王様だから、当初の予想より相当変わってるだろう事は想像に難くないさ!
さあ、レッツ百合の世界!(笑)

…おおっと、何と酒場画面ですよ!
王宮(それとも、まだリューガ邸におられるのかな?)を抜け出して、主人公とデートでしょうか。字の勉強の成果を披露して下さるのでしょうか。どきどきです先生!
……ん? 真ん中に誰か居る。
何だ、ゼネテスじゃないですか。驚かせないでよって何でアナタが出てくるの。
大体この出だしは、ゼネさんのPS版迷EDと違うじゃ―――……。
………。
………………。

―――はい?

あの、何でしょうこの、泣きそうな展開の中すんごい苦労して連戦連戦でボスキャラ倒して、やっと辿り着いた結末が、思いっきり期待外れだった時みたいな脱力感は。
いやもうそのまんまやがなって感じですが。
ええと。
うん。
その。

これ…もしかしなくても、ゼネテスEDなんですか?

あとですね。

これ…ゼネテスファンから、暴動とか起こらなかったんですか?(笑)

いや、いいんですよ別にゼネさんでも。大好きキャラだし。
でもね。
そのゼネさんEDが、これ…?

正直ゆうてよかですか。
コーエー様、悪かばってん、マジで徒労やったって思うてしまいました。


気持ちは痛いほど解ります。
ずっと好きだった人に死なれたら、私だって悲しい。
寧ろ、簡単に後を追おうとしなかった彼に、尊敬の念さえ覚えました。
また、別のデータで思いがけず知った、彼の過去(削除分か新設定かは存じませんが)を考えれば、有り得る帰結なのかも知れません。
一歩踏み込んで、今度こそ忘れぬ様心に刻み込もうとする、彼の成長した姿―――そう捉えられなくもないです。
ないんですけど。
成長の角度が、ちょっとずれてませんのこと?(笑)
そりゃ最初から規格外だけどさ。
彼に常識を求めちゃ駄目だって、解ってるけどさ。

ごめんやっぱ我慢出来ない。

ティアナ様の事にも一言ぐらい触れやがれテメエ!!(血涙滂沱)
PS版でティアナ様EDになった闇乙女の皆様の気持ちが、少し解った瞬間でした…。
ま、ラブラブEDを所望しない私も、斜め上なんでしょうけどね。

その後、本来の「つーか何でアトレイア様が出てこないんだ!」という疑念を思い出し、封印していた攻略本を開きました。
アトレイア様EDは、条件不足な上に優勢順位が低い事が判明。
まさか出陣要請もフラグに入っていたとは…やられました。しくしく。
それにしても、今回の優先順位…というかEDキャラ、凄いですね。
女主好きに喧嘩を売ってるかはともかく、男性キャラ好きには媚びてるサービス旺盛だなあと感じました。PS版が女性キャラ中心だったので、余計に目立ちます。
女性キャラも増えてましたけどね。
人外キャラも増えてましたしね(笑)。

このページを参照しつつ、旅先の本命キャラ・ルルアンタと、それからデルガドにエステル、我らが師匠イオンズ様、レルラ、ノエルを見る事が出来ました。
多分、フェティ様とユーリスと、あとゴブゴブ団(!)も見られる…筈。
ですが、親密度が低い(=成長させてない)メンバーを組んであの連戦はキツイです。第一、何度もティアナ様を殺したくないよう;;
個人的お気に入りは、ルル(これは以前から)と、イオンズ様。
ああもうイオンズ様、期待に違わぬそのシリアスなボケっぷり。大好きです。

そしてこの本にて、エリス様がどうやっても救済不可と知りました…orz

はあ…2周目どうしよう。
ティアナ様をお助け申したいけど、アトレイア様EDを見たいし。
それ以前に、大好きな人物がどう足掻いても死ぬってのは、結構辛いです。レムオンの時も暫くやりたくなかったもんな…。



ともあれ、1周目のプレイ日記は終了です。お付き合いありがとうございました。
後日の補足で、簡単なまとめや、分岐後のセーブしなかった展開等を載せてみます。


 


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