7月31日(火) 晴

夕方頃、衛星放送で世界のニュースを見ていたら、
“執事職が世界的に不足”という話題がありました。

何でも、絶滅危惧種(妖精さん言い過ぎ)の英国貴族階級ではなく、
アメリカを始め、各国の億万長者から、雇用のオファーがあるそう。
「今や、執事を雇う条件はステータスではなく・・・金です」
とのナレーションのタメに、ブラックユーモアを感じました;;
(極端に言えば、かつて労働階級であった成金が、同じ労働階級を使役するらしい、という)
外国のニュースはこういう皮肉が素敵ですね。ぶるぶる。
編集もやたらと力が入ってまして、
参考として、「日の名残り」「大逆転」等の一場面が紹介されたり。
サーが、サーが渋いっっ。

執事養成学校とやらに、一日体験入学したアナウンサーさんが、
始まる前からネクタイと靴で駄目出しされる姿が、微笑ましかったです。
でも当方も、食器をあんな静かには置けませんから、おあいこ。

ここでアナウンサーに対応した執事さんの、ラストでの受け答え
(語りに非ず。本当に淡々と控えめでした)
に、英国執事の真髄を見ました。

――貴族ではなく、インターネット長者に雇われることに、戸惑いなどは?
「ありません」
――本当に?
「はい。どのような方にもお仕えするのが、我々の仕事です」



本日のプロ野球:オ●3-5○鷹
 和田投手が、5年連続の二桁勝利達成。
 打ち込まれての降板で、ひやひやしましたけど、馬原投手がきっちり抑えて下さいました。
 最後のアレはご愛敬(笑)。

 
 ←web拍手です。「本日のバラ」に改名すべきかしら。
 
7月30日(月) 晴

明け方、非常に感激する夢を見たのですよ。
あまりにも素晴らしくて、
何度も鳴るタイプの目覚まし時計を、全部止めてまで(笑)、続きを見ていたのですよ。

私「ごめんごめん。久々に物凄くいい夢を見てました」
母「あら良かったねえ。何の夢?」
私「お能の『羽衣』! 天人さんがあまりにも美しかって何引いてるの

当方の好みは渋いらしいです(´・ω・`)
でも本当に美しかった。
 
 
7月29日(日) 晴

夜からのTV欄が、参院選一色ですね。
当方、衆議院はまだしも、参議院には興味が湧かないので大弱り。
でもシミュレーションドラマは面白かったです。
安倍さんが国民新党を取り込もうとしたら、亀井さんに郵政改革中止の条件を出されて、
それを飲んだら今度は小泉さんがキレて離党届とか。
面白がって本気でやりそうな所が恐ろしい・・・。<小泉さん

安倍さんは、山口にいた頃、顔も見たことがないので、
好きじゃありませんけど、
小泉さんは大好きです。
見てて楽しい。
演説で、意味のある事をしゃべる議員さんなんて、初めて見ました。
反対であれ賛成であれ、皆取り敢えず耳を傾けてますものね。
文化芸術愛なところもお気に入りです。
ビートたけし氏と対談するわ、河合先生を文化庁長官につけるわ。
荒川静香さんを観劇にエスコートした話なんて、お腹抱えて笑いましたよ。
素敵すぎるこのジェントルマン。
逆に言うと、首相を退いたこの方を、
倒れられた河合先生の代わりに文化庁長官につけなかった事も、
当方の安倍さん嫌いの一因だったり。

どちらにしろ、政策面ではお二人とも微妙評価ですけど(笑)、
だからと言って、民主党に流れるのも如何かと思うのです。
だって、小沢さんって、見るからに悪人顔じゃないですか……。
言ってる事なんて、安倍さん以上に要領得てないし。
何でみんなあれを信用出来るんだ……?

1県と言わずとも、せめて1市町村ぐらい、
全 員 白 紙 投 票
とか達成してくれませんか。ネットで呼び掛けたりして。
自殺他殺強姦を呼び掛けるより、ずっと世の為人の為だと思うんですが。



本日のプロ野球:西●3-4○鷹
 パ・リーグ勝利数1・2位の投手、直接対決!
 でも勝ったのは川崎選手(笑)。初回も打ってラストも打っての大活躍でした。
 杉内さんも、5回以外はいい内容でしたね。特に後半のピッチングは圧巻。
 
 
7月28日(土) 晴

『週刊新潮』の冒頭に、
カラーで愛らしい子パンダ達が!!o(>< )o三o( ><)o
岩合光昭氏の、写真集発売&写真展の告知らしいです。

・『パンダ』 岩合光昭 新潮社 2,310円
 www.shinchosha.co.jp/book/414805/
 (注意! IEだとギャル文字と見紛う崩れっぷり。FirefoxかNNが安全)

・東急渋谷本店40周年記念・岩合光昭写真展〜パンダの季節〜 8月2日(木)-14日(火)
 www.tokyu-dept.co.jp/honten/special/0802iwago/index.html
 (注意! 萌え地雷有。誘爆の危険性大)

顔は厳つい(失礼)ですが
『地中海の猫』など、ナイスな動物写真集を数多く出されている方です。
興味を持たれた方は、是非。

岩合氏の公式HP → www.digitaliwago.com/



本日のプロ野球:西●5-9○鷹
 ガトームソン投手、久々の勇姿!
 でも7回まで見終えてホッとしていたら、後から3点も追加されていて絶句。
 西武ナインの執念もあるのでしょうが、今年の中継ぎ陣は、本当に辛い立場ですね……。

 
 
7月27日(金) 晴

2日前の記事らしいですが。

・クマムシ 7万5000気圧でも生存(毎日新聞)
 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070725-00000139-mai-soci

面白い生物がいるものですね。
1ミリにも満たない体で、
水が無くとも、絶対零度でも、放射線を浴びても生き残るんですって。
コードネームは「地上最強の生物」!
かっこいいですね。
動きはもこもこ幼虫式ですが(笑)。

 r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200701251116
 慶応大の研究者さんに聞く! 「先生、逆。」の突っ込みが個人的にツボ。
 www2s.biglobe.ne.jp/~nkazu/kenbi/kumamusi.htm
 写真&動画で詳しい生態を解説。足のない生き物が苦手な人は、見ない方が身の為?



本日のプロ野球:西-鷹 中止
 飛行機の整備不良って・・・(苦笑)。
 お客さんには気の毒でしたけど、双方の選手には思わぬ休みでラッキーかしら。

 
 
7月26日(木) 晴

ちょっと色々悩む所があって、日記を更新しておりませんでしたが、
夜中に、神の声が下りてきたので(笑/感謝!)、
まとめて掲載します。

新聞で知りましたが、
福岡で、正倉院フォーラムが開催されるそうですね
(9月1日(土)13時半〜、アクロス福岡シンフォニーホール、要申込)。
「ご質問があれば書き添えて下さい」の文を見て、
慌てて大学時代の資料を探す当方が居ます。うわん何処行ったー;;

興味のあるフォーラムが、近場で行われるのは、滅多にありません。
すごく楽しみです。
当選しますよーにっ。

 osaka.yomiuri.co.jp/shosoin
 ※東京、大阪でも開催される予定だそうです。

開催と言えば。
男鹿和雄氏の展覧会が、東京都現代美術館で開かれているそうですね。
スタジオジブリの各作品に、
美術監督、または背景美術担当として、携わってこられた方です。
「となりのトトロ」「魔女の宅急便」に出てくる、懐かしい風景や、
「もののけ姫」の舞台である森の、神懸かり的な美しさに、
感激された方も多い事でしょう。
是非、足を運んでみて下さい。当方は行けませんがorz

 www.ntv.co.jp/oga/



本日のプロ野球:ロ●3-4○鷹
 引き締まった試合運びでした。当方がTVで見た6回までは(苦笑)。
 それにしても、馬原投手は立派な方ですね・・・!
 この前の杉内さんの試合といい、なんでそんなに先発投手を立てるんだ。
 クローザーだってものすっごい大変なのに(ノω<)
 

私信。
安心致しました^^
結論を急ぐ話でもなし、お茶でも飲みながら、のんびり考えて下さいまし。

 
 
7月25日(水) 晴

・関東最古の神社に「らき☆すた」ヲタク殺到(産経新聞)
 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070725-00000925-san-soci

当方も一応、オタクの自覚があるので
(爪先引っ掛けた程度ですが。歴史オタクと呼ばれる位になりたいっ)、
こういう類のニュースは、ひやひやしつつもついチェック。
・・・むしろ、この鷲宮神社自体に魅力を感じるんですがっ。
天穂日命って! 日本武尊や坂上田村麻呂が奉祀って!!
(そして、ヤマトタケルノミコトやサカノウエノタムラマロを一発変換するATOK様。感動)
(ずれゆく論点)

実在の建物(それも史跡)を、モデルに使う原作者も、
それを堂々と雑誌で紹介する出版社も、
浅はかに過ぎます。
あと、そこを聖地と呼びながら、
Tシャツとリュック等というフツー過ぎる格好で赴く巡礼者なぞ、言語道断。
正装で行け。
嫌ならせめてコスプレなさい。それがまだマシ。
(更にずれゆく論点)

気持ちが理解できない訳じゃないのです。
当方とて、聖地巡礼とやらをしたい気持ちは大いにあり。
フィレンツェで、メディチ家orマキァヴェッリorレクター博士と同じ空気を吸えば、
感無量にもなりましょう。
アルプスに登れば、象の足跡が残っていないかと探し(ありません)。
トゥオーロに行けば、赤ワイン「バルカ」に、呪われるのではとびくびくしながら口を付け。
プロヴァンスではラヴェンダー畑に寝転がり(怒られます。危険)。
メルヘン街道ではケーキ屋巡りにおもちゃ屋巡り。
ローマの史跡に来れば、3日は何も食べずに、ただ座って彼方を見つめてる事でしょう。
ヴェネツィアに着いたら・・・きっと帰ってきません(笑)。
ごめん、自分で書いててわくわくしてきた;;

そういう、現地の方からカモにされそうな危なさならまだしも、
治安の心配をされ、
あまつさえ、「近所の学校では不審な方が最近多く・・・」等と思われるような危なさは、
絶対に控えるべきだと思います。
犯罪者と一緒にされたいのなら別ですが。

・・・ところで、アレって美少女なんですk・・・きゃー!(どかばきげしっ)



本日のプロ野球:ロ●3-10○鷹
 昨日に続けて、打線の調子がいいですね。先発全員安打。
 投手陣が、零封から遠ざかってるのが気になりますけど、
 強敵ロッテ相手では贅沢は言えませぬ;;

 
 
7月24日(火) 曇→晴

夏になると、食欲が激減する当方を気遣って、
母親があれこれと栄養価の高いものを食べさせてくれます
(庶民なので限度はありますが/笑)。
ありがたやありがたや。なむなむ(-人-)

今日はこちらでした。

ししゃもー

子持ちししゃもー!

ししゃもは美味です。大好き。
しかも、びっくりするほど身が大きく、
卵がはち切れそうに詰まってました。
焼くと裂けて溢れた位。

焼き立ての熱々に、醤油をかけて頂きます。

おいしー*><*

しかし、このお母さんししゃも、
本当に肉がちょっぴりで卵がみっしりな訳ですよ。
いえ美味しいですけど、
当方が今おいしーおいしーと食べてる卵は、
本当なら今頃産まれて稚魚になって、元気にぴこぴこと海を泳いでる筈だったのですよ。
それを食べてる訳ですよ。
うう申し訳ない。
でも美味。
でも不憫。

せめて感謝しながら食べよう。
ありがたやありがたや。なむなむ(-人-)

・・・拝みながら食べてたら、親に笑われました。
最近の人は、食べ物への感謝の気持ちが薄くて困ります。まったくまったく。



本日のプロ野球:鷹○8-2●ロ
 エース復活!ヾ('ヮ')ノ
 ですが、斉藤投手の完全復活以上に、チームが一丸となって戦ってたのが嬉しいです。

 
 
7月23日(月) 晴

先の台風以降、好天と早朝の蝉の声に恵まれていた当方も、
ようやく梅雨明けだそうです。
どおりで、日中やけに暑いと思った・・・;;

梅雨入り・梅雨明け宣言というのも、案外、馬鹿に出来ないもので、
湿度の感じや、陽の照り具合が、がらっと変わるんですよね。

しばらくは、べたべた湿気との闘いです。
 
 
7月22日(日) 曇

web拍手返信です。
本文やメッセでお返事した分は省きますね。鷹採用とか(笑)。

・12日 ルドルフとイッパイアッテナ
 と言うか、またアニメ出てるんですかゾロリ先生! 大忙しだなあ。
 対象年齢が低い(平仮名多いし)んですし、その辺は色々期待しちゃいけませんよ(笑)。
 ルドルフも懐かしいです。
 ・・・突けば、当方より沢山出てきそうですなl_・) 世界の七不思議とかも読まれました?

・12日 ケーキ美味しそうですね!
 えへへ、ありがとうございます*^^*
 お花もケーキも、綺麗で香りがよくて、幸せ〜な気持ちになりますよねv
 イチロー選手、格好良かったですね!
 きっと来年は、「球宴初のランニングホームランを打った男」とかって、
 ベーブ・ルースと一緒に紹介が流れちゃいますよ! うわあああ><

・13日 お久しぶりです
 わわ、ご無沙汰しております〜><
 去年よりイロイロは増えましたが(苦笑)、
 空元気でも出さないよりはまし!の境地で頑張って参りますね。
 ・・・「最近悟ったね」と母に言われましたorz

・20日 クレーメル氏の「ピアソラへのオマージュ」
 ギドン・クレーメルーーー!!(喜)
 90年代半ばから、このCDを皮切りに、“ピアソラ”を演奏する方が続々と増えましたが、
 あの退廃と、壊れたレコードにも似た微妙な狂気を、
 一番再現できてるのはクレーメル氏です。
 これまで3枚出てます。3枚目が最上との評判ですが、どれも名曲揃いでおすすめ
 (強いて挙げるなら、ミケランジェロ'70と3001年のプレリュードが入った2かしら)。
 逆に、どんな方にも聴き易く仕上げてるのが、ヨーヨー・マ氏と葉加瀬太郎氏。
 「ヨーヨー・マ・プレイズ・○○」シリーズで、
 真っ先に出たのがピアソラさんじゃなかったかしら。
 また、アルゼンチン・タンゴそのものを楽しみたいなら、
 小松亮太氏が素敵な演奏をなさいます。
 日本人だからCDが多いのもありがたい(タンゴのCDって少ないんです)。
 肝心のピアソラ氏ですが、今一番手に入りやすいのは、「タンゴ・ゼロ・アワー」。
 ご本人が最高傑作と言い切るとおり、名曲・名演揃いです。TSUTAYAにも多分あるかと。
 可能なら、「ラ・カモーラ」「ライヴ・イン・ウィーン」も聴いて頂きたいのですが、
 殆どが輸入盤なのもあって、一時期に比べると、入手し難いですね・・・。
 ・・・とは言え、クセの強い曲なので、
 レンタルでクレーメルさんかマさんを試してからの方がいいかも。
 ビョークさんがお好きなら、楽勝かも知れませんけど(笑)。

 その他、コメント無しぽちぽちも、ありがとうございました♪

 
 
7月21日(土) 晴

20日の更新で、河合隼雄先生の追悼文を書こうとしたら、
妙な所で躓きましたorz

『こころの処方箋』(新潮文庫、1998年)という本の中に、
フルトヴェングラーの来日公演に関するくだりがあります
(P.126-129 30「同じ「運命」でも演奏次第で値段が違う」)。
恥ずかしい事に当方、
塩野七生先生も同じエピソードを紹介してると思い込んでまして、
真夜中に蔵書全部引っ張り出して探し始めたんですよ(苦笑)。
多分、当方の記憶違いなので、見つかるはずもなく。
それどころか読み嵌ってしまいまして。

その中の一冊、『サイレント・マイノリティ』(新潮文庫、1993年)。
こちらの後半で紹介される、インギラーミ侯爵のお話
(P.251-258 「ラヴ・ストーリー」)を
読んだ途端、いきなり、涙が溢れてきたんです。

え? あれ、何で?
極端に、ホント端的に言えば、スキャンダルの一言で済むお話なんですよ。
しかも、別に悲恋でもなく、寧ろ「恋人同士は幸せに暮らしました」で締められるお話。
なのに、何で泣いてるの当方。
何がそんなに胸を打ったの。

なんだか、もしイタリアに行ったとして、
一日猶予を貰って、ヴォルテッラのお墓にお花を供える
己の姿まで浮かびました。
でも、案内の方や同行者には、
説明できずにただ微苦笑するしか出来ないんだろうな・・・。
今でさえ、セピア色というくだりだけで、胸を突く切なさを、
どう説明していいのか解りません。
まして、イタリア語でなんて絶対無理orz

おそらく塩野先生も、
侯爵のお人柄とそのお話に、深く感じ入ったからこそ、これを書かれたのでしょう。
当方が感じているのは、多分そのまま、塩野先生の感情なのでしょう。
それを、この上ない表現で、読者に伝えてくる。
特に、最後のページ、数行並んだ文字の向こうから、
侯爵の過ごした30年とその後が、胸に迫ってくるのです。

もし、文字じゃなかったら。
例えば誰かからの伝え聴きだったら。
或いは、塩野先生以外の書き手だったら。

こんなに心が震えただろうか――と、ふと思いました。
涙が止まらない状態で分析しても、説得力ありませんが(笑)。



ところで、ピアソラ氏に反応下さった方が居て、嬉しいです><
明日はお勧めの盤をご紹介しちゃう!(調子にのり過ぎ)
でもマキシムさんのレビューはしません(笑)また(*∩ω∩*)になるじゃないですか・・・!

 
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