5月8日・晴  育つ植物、育つ当方

庭仕事をしていて、
セージが花を付けているのを見つけました。

このセージは、向こうに居る時から育ててまして、
昨冬の大雪にもめげず(主にI.R.様のアドバイスのお陰で)
しっかり年を越した子です。

当時の新芽。見つけた時は小躍りしました

・・・と申し上げても、雪と藁の下から出てきた時は、
小指の先ほどのちいちゃな芽でしたが(笑)。

ただ、これを見つけたのが、仕事が佳境に差し掛かった頃だったので、
健気なこの子の姿に、随分励まされたものです。

机にて。本株もすくすく育ってます

気付いたら、こんな立派な花を咲かせるまでになったんですね。
頑張ったなあ。偉いなあ。



ところで、アパート住まいの時は、プランターでハーブを育てた当方ですが、
実家に帰ってからは地植えしております。
この庭も、母親の趣味で、数年前からローズガーデンと化した為、
当方のスペースは小さなものですが、まあプランターよりは広いですしね。

当方の母は、当方とは比較にならない程、花が大好きです。
特に薔薇が好きなようで、
この時期は、どれかが咲く度に、当方を庭に呼んで披露してくれます。

母「PちゃんPちゃん、ピエール・ド・ロンサールが咲きそうなのよ♪」

"Pierre de Ronsard"とは、オールドローズの一種でして、
中心部に濃いピンク色を持つ薔薇の花です。
母曰く、「開きかけの時が一番愛らしい」との事で、
早速当方も写真を撮ってみました。

大輪で花数が多いのも特徴らしいですね

母「この形を見てると、Pちゃんの小さい頃を思い出すのよねぇ」

こんな綺麗な花に例えて頂けるとは、有難い事です。
しかし当方、色白でも美人でもありませんでしたが;;
一体どの辺りに面影が?

母「ええとね、下ぶくれなところ♪」

・・・・・・・・・・・・ママン?

 
 
5月5日・快晴  GWお出掛け(後編)

夜中の2時頃起き出して更新しようと思ったのですが、
うっかりそのまま永眠してました(違)。
歩き疲れが堪える歳になったのかな・・・;;

と、いう訳でお出掛け編の続きです。
ゴールデンウィークに入ってから、何だか毎日遊んでる気もしますが、
去年は1日しか休まなかったので許して下さい(苦笑)。

今回は、毎年恒例、有田陶器市に行って参りました。
お天気も良く、風も強くない、上々の歩き日和。
お客さんも多かった模様で、一安心です。

楽しみにしていた深川製磁のカレーライスは売り切れてましたがorz
※深川製磁では、陶器市の時期限定ですが、
  倉庫を開放して特製カレーライスを振る舞って下さるのです。
定番の香蘭社はじっくり見たし、黒牟田焼も覗けたし、満足満足。
母親も、駆け足とは言え端から端まで見て回れたので、満足満足。
そんな訳で本日の成果。

・・・ん?

私「・・・お母さん、これ陶製?」
母「ううん、藤製

陶器市行って籠買ってくる人がおるかい!

ま、まあ満足そうなので良しとしますが。

ともあれ、目の保養心の保養になったお出掛けでした。
当方、創造力というか独創性に欠けるし、絵もからっきしなので、
ああいった種々のデザインが溢れる場所に行くのは、色々と勉強になります。

そうそう、『赤毛のアン』のお話、各方面で御反応下さってありがとうございました。
土日もまた読みに行きますよ〜♪

 
 
5月4日・晴  GWお出掛け(前編)

母「いつ来ても、あの美術館は人が多いのね〜」
私「あーあそこねぇ、ワッシャー館だっけ?」
母「・・・エッシャーじゃなかった?」

人として如何かはともかく、ジルオーラーとしてはまだ合格かも知れないと思いました。
そこ生温い目で見ない(笑)。



と言う訳で(何が)、唐突ですがハウステンボスに行って参りました。



ハウステンボスは、我が県の北部が誇る観光地です。
当然、人も多いです(涙)。
ゴールデンウィーク中ともなれば尚更です。

そんな所に何故わざわざと言えば、これです、これ。

 “チューリップの花びら200万枚で描く『不思議の国のアリス』の巨大な絵本”
  www.asahi.com/life/update/0503/004.html
 ※因みにこれは、白兎の家の中で薬を飲んで大きくなった場面

不思議の国のアリスと銘打たれて、
この当方が、観に行かない筈がございません!

早速母と出かけてみました花回廊。
前述のエッシャー館付近〜レストランの通りで、展開しております。

チェシャ猫。建物の2階から

全体図はこんな感じ。
人と比較すると、その大きさがわかりますね。

裁判開始のラッパを吹く白兎

間近で見るとこうです。
ロープで輪郭線を作った間に、チューリップの花びらを敷き詰め、
上からワイヤーでびっしり覆ってます。
側の倉庫には、取り替え用の生の花びらを詰めた箱がぎっしり。
大変良い香りが漂っておりました。

他にも、ハートの女王が居たり、

女王様。バランス悪かったので顔だけアップ

三月兎と帽子屋と眠り鼠が居たり、

キ印揃いのお茶の会。鼠寝るの早っ

薔薇を塗ってるトランプの園丁も居たりして、

トランプの七助と五助。最近はどう訳すのかしら

実に賑やかでございました。
お客さんの間からも、「あーっ、これアリスの絵だ!」と歓声が響きます。
花びら取り替え作業に参加させてもらうお子さんも居ます。

近年、花関連のイベントで頑張っているとは感じておりましたが、
これはかなりの大作でした。
もっと大々的に宣伝すればよかったのにー;;

この絵本イベントは、ローソン等で見掛ける「ガラ・フローラ」の一環です。
ただ、花びらの保ちの問題もあり、展示は3日〜5日までとの事。
短い期間なのは残念ですが、
「ガラ・フローラ」自体は、6月まで続きます。ご安心を。

オランダ大使夫人デザインの庭

中央のアレキサンダー広場には、「7人の美しき薔薇の庭」が展開中。
藤原美智子さん、カティ・ハーメルオランダ大使夫人、姿月あさとさんなど、
7名の素敵な女性が、それぞれのスペースで、
個性溢れる庭園を造っておられます。

ホテルの中庭。真ん中のピンクはなんと紫陽花

ホテルアムステルダムの中庭では、休日限定でカフェも登場。
当方が覗いた時には、丁度バイオリン奏者さんがいらして、
大変優雅な時間を過ごさせて頂きました。
うわーん、一緒に写真撮ってもらえば良かった・・・!(小心者)

他にも、アリスの世界をイメージした庭園や、薔薇を使ったコンテスト等、
6月4日の期間一杯まで、見所満載の模様です。

西の果ての街なので、修学旅行でも無ければいらっしゃらないと存じますが(笑)、
長崎市の「さるく博」のついでにても、寄って頂ければ嬉しいです。
街並みを眺めるだけでも、案外楽しいですよ。

 
 
5月1日・俄雨  図書館に行きたくて毎日そわそわ

週末は更新をお休みして済みませんでした。
・・・別に、大分トリニータが負けて、いじけてた訳じゃありませんよ?
(人差し指でのの字を描きながら)
(しかし本当に勝てませんね千葉相手・・・;)

ま、まあ、他のプロ野球や大リーグで、
贔屓の選手が大活躍してるので良しとします。

ところで、そろそろトップページの模様替えを考えなければ。
何色にしようかな。
初夏らしく、緑基調にするか。
毎年恒例・有田陶器市に因んで、深川製磁ブルーにするか
(待て、有田焼なら白地に赤青緑だろ)。
カラーチャートを眺めながら、暫く悩んでみます。



先頃も触れましたが、『赤毛のアン』シリーズの読破に勤しんでおります。
当方の手元には目下、少女時代のお話しか無いので、
続きは図書館に通って読んでいたり。
小さい頃にも一度読んだ筈なのですが、まあ綺麗さっぱり忘れてますね(苦笑)。
公会堂事件って青色でしたか・・・確かに派手だ;;

で、改めて心を打たれるのが、ギルバート・プライスの辛抱強さ。
いえもう心底頭が下がります。

実は映画でも、友達扱いしかしてくれないアンに対する彼の献身ぶりには
目を瞠るものがございました(一度業を煮やしちゃったりもしますが;)。
・・・が。
そう言えば原作だと、教師になった後大学に行くから
更に4年待たなきゃいけないんじゃん!
そんな展開に、迷いもなく、4年掛ける覚悟を決めるギル。

あの、尊敬していいですか?(笑)

少女時代のお話にしても、
今じっくり読み返すと、10代の頃とは違った印象を受けます。
高柳佐知子さんの解釈に近いかも知れません。
ギルバートは、アンと対照的に、
さっさと大人(それも大変な好青年)に成長してしまうんですよね。
だけどその一方、アンの事を、
ただ好きなだけでなく、心から尊敬して、
常に彼女にふさわしい人間であろうと努めている。
昔は、アンの努力にばかり目がいっていたので、
「ギルが惹かれるのも当然」と思っておりましたが、
冷静に考えると、彼の行動は、なかなか真似できるものではありませんね。

そういった訳で、2人のロマンスに注目しながら読み進めるつもりです。

しかし、このシリーズの語り口は本当に素敵。
お給料出たら全作買おう。そうしよう。
この歳で買うなら、注釈付きを求めるべきでしょうかね・・・?

 

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