12月10日 曇

3周年のお祝いほか、各所から頂いております〜。
皆様、本当にありがとうございますm(_ _)m
別世界ですが、故障中のPCに全データが収まっている事と、
現在の代用PCでは頻繁にフリーズを起こす事から(ソフトが立ち上がらなひ;)
更新をもうしばらく見合わせたく存じます。何卒ご容赦下さいませ。

独断と偏見による100冊、今日は中学校編です。
実は中学時代は、勉強は楽しいわ部活に必死だわで、
読んだ冊数が一番少ない時期でもありました(苦笑)。
その分、濃い本ばかりが記憶に残っております。
裏を返せば今回のリスト、読む人が読めば当方の身元が速攻でバレます;
万が一わかってしまっても、お願いですからそっとしておいで下さいorz



・マザーグースのうたがきこえる
 某少女漫画で、改めてマザーグースにのめり込んでしまい、
 マザーグースが載った詩集を悉く集めて書き取ってたのです。
 必然的に、翻訳が数多い谷川俊太郎氏のお名前が気になってきたり。

・アルジャーノンに花束を
 「絶対泣くから嫌だ」っつったのに、友達に押し付けられまして(笑)。
 日記から伝わる希望、愛情、苦しみ、恐怖、全てが生々しく感じられて
 予想に違わず、瞼が腫れる程ぼろぼろ泣きながら読み終えました。

・ソフィーの世界
 お馴染み、世界的ベストセラーとなった、世界一易しい哲学書。
 当方の頭では理解に時間が掛かると踏んで、迷わず購入。
 すっかり惚れ込んで、一人暮らしのアパートにまで持ってきてます。

・風と共に去りぬ
 スカーレットさん大好きだーーー!!(笑)
 実際にこんな方が側に居たら、お付き合いしづらいというか、
 そもそも相手にして貰えなさそうですが^^; あの生き様には只管感嘆です。

・ピーターラビットシリーズ
 あのちいちゃこい絵本が本気で欲しかった・・・。
 ポターさんの丁寧なイラストも、優しいお話も、心底いとおしいです。
 イギリスで好みの場所が、ロンドンから湖水地方に大きく揺れ動いた本。

・なんて素敵にジャパネスク
 漫画で途中までは知っていたので、題名を見た途端飛びつきました。
 他のコバルト文庫も総ざらいした筈なのに、
 氷室冴子さんの作品だけが印象強い辺り、救い様の無い歴史バカ(笑)。

・殺人切符はハート色(シリーズ名がわからない・・・;トランプの奴です)
 一応、普通の恋愛物?も読んでいた事を主張してみる。
 内容を知る人には「Pちゃん、こんなの読んでたの!?」と驚かれそうですが
 大丈夫! 問題のシーンは全てすっ飛ばしてました(駄目じゃん!)。

・鬼の風水シリーズ
 ええと、所謂一つの“ぼおいずらぶ”物です。
 薫君が好きか、卓也君が好きかで、友達とわあわあ言ってた割に、
 この二人が纏まる事をまるで予想しなかった己の甘さが憎い・・・orz

・ボンネットスーの楽しい手作り - パッチワーク、アップリケetc. 大好き。
 これは実用書というか、手芸の本。可愛いんですよこれがvvv
 パッチワークのモチーフのひとつ「ボンネット・スー」のストーリーで
 クッションカバーやテーブルクロス等を易しく紹介しています。

・南仏プロヴァンスのハーブたち
 園芸番組や「趣味悠々」に時折登場される、広田せい子さんの御本。
 胸のすく様なラベンダー畑、市場風景、美味しそうなハーブ料理・・・、
 数多くの写真と素敵な文章に、南仏の風が吹いてきそうな心地さえします。

 
 
12月9日 曇

「心にゆとりをもって、いつでも周りの優しさを感じられる人でいなさい」

会社で相当頭に来ることを言われ、帰宅してしゃくりあげている所に、
折悪しく、母親から電話が掛かってきました。
涙声も誤魔化せず、仕方無しに顛末を話したのですが、
母がぽろっと言った一言で
(何を言われたか覚えてないあたり、本気で頭に血が上ってたっぽい;)、
はたと、件の発言後、他の皆様が当方を庇う様にして
話を進めてくれた事に思い至り、またも涙。

電話の終わり際に母に言われた、冒頭の言葉が身に沁みます。
母親みたいな人になりたい。



さてさて、独断と偏見の100冊紹介・第3日。
小学校高学年の頃は、市立図書館という宝物庫を知った頃でもありました。
毎週山越えて通ってたなあ。

・十二歳はいちどだけ - 十二歳シリーズ
 薫くみこさんの本。中島潔氏のイラストが繊細で素敵です。
 十二歳という年齢に憧れを覚える、とてもとても大好きな5冊でした。
 読み返そうにも、地元にも此処にも蔵書が無いのが悲しい・・・;;

・八十日間世界一周
 ヴェルヌ氏の作品群が(しかも福音館の分厚い装丁とあの挿絵で)
 ずらりと並ぶを見た瞬間、快哉を叫びそうになったのを覚えてます(笑)。
 中でもこの本には、歴史的背景などを深く考えさせられたり。

・三四郎
 中学生以上向けに置いてあった文学シリーズも、
 取り敢えず全部手を付けてみましたが、
 これと坊ちゃんと我猫しか覚えてない(笑)。悲壮なお話はまだ早くって;;

・車輪の下
 ・・・と書いた割に、こちらは何故かしっかり覚えてます(ありー)。
 原文も良いのでしょうけど、この時の訳文が、淡々として綺麗で、
 とても印象的だったんです。ヘッセ氏の庭の本まで買いました。

・私のあしながおじさん
 図書館で借りた覚えがあるから、きちんと読んだのはこの頃なんだろうな。
 主人公の健気さやユーモア、あしながおじさんの優しさが、
 悔しいくらい魅力的な一冊です。

・若草物語
 姉妹達の恋模様にも冷や冷やしつつ、見守っていく楽しさ。
 このお母さんがまた、優しくて賢くて、素敵な御方ですよね。
 「リラの花の下」も同じ位好きで、こちらは家に持ってたり。

・くまのパディントンシリーズ
 可愛くて大好きーv この本でダッフルコートに憧れたのは当方だけ?
 個人的に、マーマレード好きなので、
 あちこちでマーマレードを引っ張り出すパディントンに共感(笑)。

・愛の旅立ち
 これを手にした切っ掛け、覚えてない・・・(汗)。無茶苦茶痛い話なのに。
 ですが、想像でしかなかった乗馬や、航空ショーの情景が
 ぐっとリアルに感じられる様になったのも事実です。

・大草原の小さな家
 テレビで知っていた題名を、図書館で見つけて大喜びしてました。
 ローラがもう可愛くて可愛くて(笑)。
 開拓時代のアメリカの生活や家族愛が、丁寧に描かれたシリーズです。

・ロビンソン・クルーソー
 確か、百合の根が食べられると初めて知った本(其処か)。
 前半の極限状況が、読んでいる側までひしひしと伝わるだけに、
 後半の好転に心底安堵した覚えが。歴史的に引っ掛かる所も多いですが。

 
 
12月8日 曇

サイト開設、えーと・・・3周年?(笑・Y様感謝です!)記念企画、
『本好きの妖精・ぴくしぃの独断と偏見に拠る本100冊』2日目です。
書き忘れておりましたが、別世界では今年は何も致しません。ご容赦下さいm(_ _)m

昨日のリストに「おしゃかさま」を入れるのを忘れておりました。
先行きが大変危ぶまれます(苦笑)。
今日は、小学校高学年の部。多いので2日に分けますね。



・海底二万海里
 厳密に言うと、これは中学年で読みましたが、まあいいでしょう(笑)。
 リアル且つファンタスティックな海底紀行に惹き込まれて、
 夢中で読んでました。

・魔女の宅急便
 「魔女が好き」「魔法が好き」で手に取ったのに、飛ぶしか出来ない主人公。
 始めこそがっくりしたものの、読み進む内にすっかり虜に。
 イラストもお洒落で好きv

・わんぱくタイクの大あれ三学期
 これまたバイブル。学校に忍び込むわ、廃屋を秘密基地化するわ、
 それでいて、素直で友情に厚いタイク・タイラーが大好きでした。
 ラストのどんでん返しも凄かった・・・。

・トム・ソーヤーの冒険
 お話自体が面白いのは勿論ですけど、
 どちらかと言えば、古き良き時代のアメリカの社会や風俗に
 触れられた事が大きいかも知れません。

・三国志演戯
 表書きは「三国志」でしたけどね。当方の中国贔屓の源流です。
 しかし、人体が三日三晩蝋燭みたいに燃えたり、
 麻酔無しで毒の治療をしながら碁を打ったり、ごつ過ぎるよ・・・(TT)

・椋鳩十全集
 シリーズものは、基本的に1つとして数えさせて頂きます。
 動物と子どもとマタギの出てくる話が、当方は好きらしい。
 純粋な純粋なお話ばかりです。

・奇巌城―アルセーヌ・ルパンシリーズ
 今思えば「なんておフランスな話だー」と笑う事が出来ますけど、
 幼い頃は割と本気で惚れてたんです(笑)。
 読み漁ったお陰で、イギリスとフランスの確執がある程度頭に入りました。

・バスカヴィル家の犬―シャーロック・ホームズシリーズ
 前者を読み終わったので、じゃあ次はこれ、という感じで入りました。
 ルパンがちっとも出てこない事に憤った事も(笑)。出る訳ないのに。
 余談ですが、DVDボックスが欲しくて堪りません(紹介になってない;)。

・(アイヌ民族の父子を主人公にしたお話)
 拙い、これは本当に思い出せない・・・(汗)
 あんまり辛くて、ぼろぼろ泣いて、二度と読めなかった本でした。
 江戸幕府や日本政府などの語る「史実」に、疑問を抱く切っ掛けに。

・般若心経
 待って、引かないで!(笑)
 仕方ないでしょ、いくら毎日唱えさせられても
 あんなに漢字ばっかじゃ意味解んないから、調べるしかなかったんですよ! 

 
 
12月7日 曇

メールのご指摘で気付いたのですが、
今日は、拙サイトの開設日だったりします。

変則的な更新にも関わらず、ご来訪くださる皆様に、
心より感謝を申し上げますm(_ _)m

特に今年の場合、8月まで丸々休むわ、仕事と足掛けだわで、
ろくな更新もせずこの日を迎えてしまい、大変心苦しいのですが(苦笑)、
「こんな日くらい、景気良く何かしないと罰が当たる!」
と、前向き(違)に考える事にしました。

という訳で。
今年の企画は『本好きの妖精・ぴくしぃの独断と偏見に拠る本100冊』です。
(元ネタ:某お姉様のサイトにあった『萌え100人』←笑)
当方がこれまで読んできた本の中から、特に影響を受けた作品を、
一日10冊ずつ、10日掛かりでご紹介します。
最近の更新がやけに簡素だったのは、この準備をしていた所為です。
小さい頃に読んだ本とか、題名調べるだけでも大変なんですもの・・・;;

但し、今回のご紹介は題名だけ(外国の本は邦訳名のみ)。
文章も、当方の所感や思い出を、最大3行まで。
こんな感じで進めたいと思います。後で簡単にまとめられる様に(笑)。



本日は、小学校低学年までで、印象に残っている本。

・不思議の国のアリス
 それまで子ども向けの絵本を読んでいた当方にとって、
 読解力の試験に近かった昭和27年版(笑)。
 今でも折に触れて開きたくなる事があります。有る意味当方のバイブル。

・大きい1年生と小さな2年生
 この前、書店に並んでたのを見つけて嬉しくなりました。
 住宅地やホタルブクロに憧れたなあ・・・。

・秘密の花園
 当方のイギリス好きを形成したのは、もしかしたらこの本かも知れません。
 一面のヒース、美味しそうな料理、駒鳥に導かれた冒険、美しい花園・・・。
 登場人物の優しさや、メアリの勇敢さも大好きです。

・ごんぎつね
 切ない・・・(涙)。
 『てぶくろをかいに』と同様、狐と人間の関わり合いの物語ですが、
 こちらは未だに当方の胸に重いです。

・注文の多い料理店
 あのシュールさは凄かった(笑)。
 同時収録の「土神と狐」や、野薔薇の実のお話も好きでした。
 風景の描写が何とも言えず素敵で、宮沢賢治さんにのめり込む切欠に。

・鏡の国のアリス
 「不思議の国のアリス」の続編と聞いて、しかも挿絵が同じ方だったので、
 初めて親に本気でねだった本。誕生日プレゼントに無事ゲットv
 マザーグースを調べ出したのもこの本を読んでから。

・赤毛のアン
 想像力って素敵だ、と思わせてくれた本です。
 ちょっとおしゃべりだけど、頭が良くて、素直なアンは、
 今でも私の憧れの女の子です。

・雪わたり
 情景も好き。お話も好き。登場人物も出てくる食べ物も可愛くて好き。
 宮沢賢治さんのお話の中で、当方的にダントツの物語です。

・ハーブの楽しみ
 実用書も何冊か紹介させて下さい。
 ハーブやアロマテラピーを扱う本なんて、書店に1冊あればよい方の時代、
 この本には随分お世話になりました。すっかり擦り切れてます;;

・赤毛のアンの手作り絵本
 上記の理由もあって、毎年、お年玉はたいて買ってた本(笑)。
 いつか、出てくる作品を全部作ってみたいなあと思ってます。



こんな感じで10日間。・・・続くのか?(笑)

 
 
12月6日 雨

放映は無理そうなので、せめてあのポスターだけでも・・・と、
シャネルコーナーを通る度に溜息を吐くぴくしぃです、こんばんは。
見たいなあ、伝説のニコール様CM・・・(ほう)

毎度お馴染み、月間で最も緊迫する時期に突入しておりますが、
忙しさと重圧のあまり、
つい逃避するのは、当方の悪い癖です(--;)

そういう訳で近頃、某L様お薦め・有栖川有栖氏の本を読んでおります。

殺人事件の推理物なので、結構グロテスクな死に方もあったりしますが、
そうでなくても、主人公さんが現場などを
「気分のいいものではない」
と評するのに、正直ほっとさせられたり。

今日読み終わったのは『ダリの繭』。
『海のある奈良に死す』といい、この方の長編小説は切ないです・・・。
明日は『絶叫城殺人事件』を読めるといいのですが。

 
 
12月5日 吹雪

カーテンを開けたら雪景色でした。
有り得ない。
12月初旬に雪は積もるどころか降りもしない。それが西日本。
厳冬の予報が出たならともかく、今年は暖冬の見込みだったのでは・・・?



昨日ぽてっと倒れた旨を書いたところ、
あまりに多くの皆様からお見舞を頂いて、吃驚しております。
わわ、済みません済みませんm(_ _)m
大丈夫、今日はもう元気一杯です!
いや元気一杯は嘘ですけど、
少なくとも、周囲でけほこほ言ってる職場の皆よりは元気なつもりですっ(こぶしぎゅ)。

あたたかいお言葉、心より感謝申し上げます。
一眠りしてから、一通一通お返事を書かせて頂きますね。

世知辛かったり、物騒だったりする世の中ですのに、
当方の周りには、生まれた時から、優しい方ばかりが居て下さいます。
本当に幸せで、有難い事だなあと思うのです。

 
 
12月4日 雨ときどき雷

血の気が引きました。
・・・いえ、「やった事に」ではなく、本当に。

いい感じに、スローモーションで倒れてしまいました。

貧血?(でも目の裏は白くない。寧ろ充血気味)
立ち眩み?(でもしょっちゅうだし←え?)

まあ、1分もすれば動ける様になったので、重症ではないのでしょう。
ちょっと安心。

◎良かった点
 ・自分の部屋だった事。無駄に怪我や恥ずかしい思いをせずに済みました。
  倒れた弾みの打ち身のみ。ラッキー。
 ・持っていた紅茶ポットが割れなかった事。
  落としたにも関わらず、ひび一つ入りませんでした。磁器って凄い。

◎悪かった点
 ・その紅茶ポットの中身が、PCのキーボードにぶちまけられた事。
  起き上がって惨状を見た瞬間、ちょっと泣きそうになりました・・・。

最大の戦慄は、キーボードの横に置いておいた
職場データ入USBメモリも紅茶漬けになっていた事です。
これには、もっかい倒れそうになりました。
幸い、確認したら中身は無事だったので、安堵しましたけどね。

そんな訳で、バイオちゃんが使用不可なので
(PCは起動するのに、キーが利かないのでログイン出来ない)、
現在、昔のノートパソコンを引っ張り出して更新しております。
暫くはこっちで作業しなきゃならないかも知れません。
しょんぼり。

 
 
12月3日 曇

『英国庭園の謎』
『ペルシャ猫の謎』
『スイス時計の謎』
『モロッコ水晶の謎』

・・・推理小説家・有栖川有栖氏の著書であるこの4冊に、
題名以外の共通点を見出された方は、
後生ですから、指摘なさる事なく「ああ、此処の管理人とうとうやっちゃったな・・・」と
生温く笑ってやって下さい。
うう、意志薄弱な己が憎い・・・orz

立ち読みの最中に、職場の友人から声を掛けられたのですけど、
あまりにもほにゃっと緩んだ顔をしていた為、
「どっどうしたの!?」
とびびられてしまいました。当方の仕事顔はそんなに顰めっ面ですか(苦笑)

 
 
12月1日 曇

トラブル続きでどたばたしてる間に、師走になってしまいましたよ。
某様へのお便りで日付を書いた瞬間に初めて気付きました;;

忘年会シーズンに突入です。
明日の2日も早速忘年会。
飲む暇があったら、職場に残って仕事をしたいのですけど、
立場の弱い非常勤では、そんな抵抗も出来ません。
大人しく酔っぱらって参ります。しくしく。

明日は人数の都合で、一人で帰らねばならないかも知れません。
気を付けなければ。
何が拙いって、理性が緩くなっているに違いないので、



本屋さんの前を通ったらやばいという事です。



飲み会から一人で帰った翌日には、必ず覚えのない紙袋がある恐怖(笑)。
しかも現在、どーしても読みたいお話が(それも大量に)あるので、とっても危険。
図書館に行く日まで、我慢がまんっっ;;



別世界で利用していたウェブ拍手を撤去しました。
長らくお世話になりました。押して下さった皆様にも、心から感謝致します〜。

 

[日々の戯言へ戻る]